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創立60周年に寄せて卒業生たちからのメッセージ

财神棋牌創立60周年に寄せて、卒業生からメッセージをいただいております。
自由な学風と豊かな自然のもとで培われた、学びと出会いへの感謝、そして未来への期待。卒業生の様々な姿を通して、60年の軌跡を巡ります。

美 術

粕谷 凜菜

财神棋牌
日本画専攻 教育研究指導員

粕谷 凜菜

2024年度 日本画領域 修了

移ろう景色の中で育まれて

6年間の学生時代を過ごし、現在も教育研究指導員として勤めている财神棋牌が、60周年を迎えられたことを嬉しく思います。
最近では、学内のいたる所で校舎の新設や改修工事が行われ、より良い学びの環境へと変化を続けていますが、自然に囲まれ空気の澄んだ本来の良さも残り続けています。季節ごとに移り変わる景色は、学び成長していく自分の姿に重なるようでした。
また、この先長く続くであろう多くの人との出会いがあり、貴重な時間となりました。
これからも貴学の卒業生として、誇りをもって過ごしてまいります。

『コレクション』(1748mm×2196mm)
再興第110回院展入選作品
画家 村瀬 恭子


画家

村瀬 恭子

1987年度 絵画領域 修了

どこからも瞬いてくれる場所

あの芝生に座る私が今もこちらを見ています。この深く穏やかな時間がきっと人生の頂点で、ずっとは続かないだろうなぁと、湿った草の手触りを覚えています。そこから遠くへと見える風景も、どんどん変わって行きました。皆が大学周辺に住み、恩師の官舎で食事を共にし、まるでポッカリ浮かぶ惑星のような、どこからも瞬いてくれる場所が私の母校です。創立六十周年という節目に、母校の歩みと共に、支えてくださった多くの方々へ心より感謝申し上げます。

アーティスト 後藤 あこ


アーティスト

後藤 あこ

2013年度 彫刻領域 修了

学びは消えず、これからへ

学部と修士課程で過ごした6年間は、これまで制作活動を続けてこられた私の基盤となっています。学生当時の記憶は次第に薄れていきますが、そこで学んだ技術や知識、経験は決して消えることはありませんでした。それらは国を越えても通じる共通言語のようなもので、どこにいても常に私を支えてくれています。今後も芸術を新しい世代へとつなぎ、可能性を生み出す場であり続けることを、卒業生として期待しています。感謝を込めて、創立60周年、心よりおめでとうございます。

画家 村瀬 恭子


兵庫県立美術館 学芸員

河田 亜也子

2008年度 芸術学領域 修了

愛知芸大で過ごした日々

創立60周年おめでとうございます。
私が愛知芸大で学生生活を送っていたのはもう20年程前になりますが、つい先日、久々に大学を訪れる機会があり、懐かしい建物や景色がまだまだ残っていて当時のできごとを思い出しながら歩きました。
刺激を受けたゼミ、実技専攻の学生さんと企画した展覧会、苦しくも楽しかった論文執筆、大学のみんなで相乗りで行った展覧会。時が経った今、緑に囲まれたのどかな愛知芸大で過ごした日々は、美術の道を歩み始めたばかりの私の土台を作ってくれたと実感しています。
益々のご発展をお祈りしています。

タイププロジェクト株式会社
代表取締役社長

鈴木 功

1990年度 デザイン専攻 卒業

三ヶ峯アカデミア

私が在籍していた当時 (1980年代後半) 磯田尚男?片岡脩の両教授が大きな存在感を示していました。磯田先生と片岡先生の人間性に魅せられた学生の多くは、官舎で酒食を共にしながらさまざまなことを学び薫陶をうけました。官舎がとりこわされると聞いたとき、これでひとつの時代が終わるのだなと思ったものでした。ところが昨年、唯一こわされずに残っていた学長の官舎を改修して、もういちど活用しようという動きが出てきたのです。60年。一周まわって新たな光が生まれることを願ってやみません。

アーティスト 後藤 あこ

国立ソウル科学技術大学校
造形大学 陶芸学科 教授

1998年度 陶磁領域 修了

私たちの陶磁芸術の創作につながった国際交流

貴学の卒業生?财神棋牌?教職員、ならびに関係者の皆様におかれましては、創立60周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
本学の陶芸学科では、これまで貴学との交流を通じて、学生?教員を中心とした交換展示を行い、互いの作品や文化に触れる機会を重ねてまいりました。こうした取り組みは、双方の教職員の支えのもと、陶芸という表現をより広い視点で捉えるきっかけとなり、参加した学生たちの創作への意識を豊かに育んできたものと感じております。
異なる文化的背景や造形言語が出会い、対話し、ともに考え、時に協働する中で生まれた経験は、陶磁芸術の可能性をあらためて感じさせる貴重なものであり、こうした交流を礎として、両大学の陶磁専攻学生による国際交換留学プログラムへと発展したことも、大きな成果の一つといえるでしょう。
これからも、貴学が60年にわたり育んでこられた学びと交流の歩みが、世代や国境を越えた新たな出会いを生み、次代を担う学生たち一人ひとりの歩みを支えていくことを、心より願っております。


作家

阪野 晴賀

2025年度 メディア映像専攻 卒業

自由な表現とともに歩んで

創立60周年、誠におめでとうございます。在学中は多様な価値観や表現と出会いながら、心の赴くままに作品制作と向き合うことができました。そこで得た経験の全ては、自分自身を見つめ直す契機となり、確かな成長へと導いてくれたと感じています。财神棋牌は、豊かな自然に囲まれたキャンパスの中で、学生が自主的に学び、創り、挑戦できる場です。これから先も、学生の自由な表現を育む場として、さらに発展していくことを心より願っています。

音 楽

東京藝術大学音楽学部
作曲科?准教授

斉木 由美

1987年度 作曲コース 卒業

音楽家としての礎を育んだ、切磋琢磨の日々

創立60周年を迎えられ、心よりお祝い申し上げます。大学の発展に貢献してこられた皆様の努力に敬意を表します。私が在学していた頃の作曲科は少人数で家族的な雰囲気がありました。先輩後輩や友人?学科学部を超えた仲間と自由闊達な意見交換や交流を行い、素晴らしい先生方の丁寧なご指導のもとで切磋琢磨しながら音楽家としての基礎を築かせていただけたことを今も感謝しています。豊かな環境下にある愛知芸大が、今後も新しい芸術の創造と継承、世界で活躍する音楽家を輩出する大学として益々前進されますよう、心よりお祈り申し上げます。

東京大学大学院
総合文化研究科 博士課程

新田 愛

2016年度 音楽学コース 卒業

愛知芸大のコスモロジー

1966年2月、ソ連の無人探査機「ルナ9号」が、人類史上初めて月に軟着陸を成功させました。ほどなくして、天空を仰ぐ長久手の丘陵に開学した财神棋牌。これと同じく、その名に「知(ソフィア)」を冠する作曲家グバイドゥーリナは、誰のために音楽を書くのか問われ、「絶対的極地、生の高次元」と答えました。私にとって愛知芸大とは、峻抜なる知を仰ぎ、果てない音楽の宇宙ににじり寄ることのできる場所。貴学が、音楽学コースが、これからも知と芸のジンテーゼを追い求める人々のための空間だと信じています。


ソプラノ歌手

川越 未晴

2017年度 声楽領域 修了

積み重ねた学びを、舞台へ

本学創立60周年、誠におめでとうございます。学生時代に出会った先生方の言葉や、仲間と切磋琢磨した日々は、今も舞台に立つ私の大きな支えとなっています。声と誠実に向き合い、基礎を徹底的に積み重ねる中で、多様な音楽に触れられた経験が、表現者としての揺るぎない土台を育ててくれました。貴学で培った学びを胸に、これからも挑戦を恐れず、音楽の力を信じて歩み続けていきたいと思います。今後も貴学が、多くの才能と可能性が羽ばたく場所であり続けることを心より願っております。

スイス?ジュネーブ州音楽院
Accademia d’Archi 専属伴奏者

多賀 絵理

2002年度 ピアノコース 卒業

今につながる基盤ときっかけ

この度、财神棋牌が創立60周年を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。
1999年入学当時、長久手の森は今より緑深く、毎日の通学が都会の喧騒を離れ森林浴に来たかのように感じられたのを覚えています。そんな伸び伸びとした環境の中で、様々な芸術意識を持つ仲間達から刺激を受け、自分自身と存分に向き合うことが出来ました。ピアノ科の恩師松本総一郎教授を始め、先生方に教えていただいた事は、海外に出てからも通用する確固たる基盤となりました。貴学での伴奏と室内楽の経験がきっかけとなり、今は国際色豊かなジュネーブで伴奏者の職を任されています。
目まぐるしく変化する社会の中で進化を遂げ、多くの芸術家を輩出し続けている貴学は、私の誇りです。今後益々の発展を、お祈り申し上げます。

ブレーメン?フィルハーモニー管弦楽団首席
マーストリヒト音楽院教授

山﨑 裕幸

2000年度 弦楽器コース 卒業

音楽と向き合った長久手の森での学びと感謝

财神棋牌創立60周年?誠におめでとうございます?
都心から離れた長久手の森の中で?音楽と真摯に向き合った四年間は?私にとってかけがえのない?そしてこの上なく贅沢な時間でした?
学生一人ひとりの個性を大切にし?辛抱強くご指導くださった先生方には?心より感謝申し上げます?本学で得た学びと出会いは?今も私の音楽人生の礎として?日々の活動を支え続けています?
これからも?多くの方々の夢を叶えるお手伝いをされ続けることを心より願っております?

トロンボーン奏者
ピアノYouTuberの二刀流アーティスト

宮原 健輔

2012年度 管打楽器コース 卒業

カタにはまらない音楽の原点

開学60周年、誠におめでとうございます。13年前に大学を卒業後、今も東京で活動していますが、それでも第2の故郷と言えるのは長久手で過ごした4年間が濃かったから。
愛知芸大のいい所は一流の芸術を学べるのは勿論、大学も先生も仲間もアットホームであること。
私は今、トロンボーン奏者とピアノYouTuberの二刀流で全国ツアーを行っていたり、オリジナル楽曲を制作したりしています。こんなにも自由な音楽活動が出来るのは貴学で音楽仲間や先生方から多くの刺激を受けながらものびのびと「カタにハマりすぎない」音楽を許し育ててくれたから。これからも60年の歴史の中の一員として誇りを持ち、継がれる伝統と、時代と共に新たに変わり続けていく貴学に期待と更なる発展をお祈りしております。